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No.529 考古学入門
(41KB)一須賀古墳群の出土品です。この群集墳は、古墳後期、終末期の古墳で、直径15mぐらいの円墳が中心です。

古墳時代は卑弥呼が亡くなった頃から、約350年間続いて7世紀頃終わりました。古墳時代の終わりは、政治的な観点から飛鳥時代といわれたり、美術史的な観点で飛鳥、白鳳時代ともいわれます。

古墳時代後期の副葬品と特徴として、須恵器などの生活利器が多く見られます。この解説をうけたあと、博物館の周辺にある古墳群を見学します。

12/07/31 9:54
No.528 考古学入門
(15KB)考古学入門2日目です。本日は、一須賀古墳群と地つ飛鳥博物館の収蔵品の説明、拓本の実習です。

12/07/31 9:32
No.527
(18KB)考古学入門第1日目が終わりました。

須恵器の形状を描いたセクションペーパーを各自持ち帰りました。

明日は、近つ飛鳥博物館で実習を行います。

12/07/30 15:52
No.526
(17KB)大阪文化財センターで使用されている3次元レーダースキャナーです。土地の起伏や遺跡の形状を計測するものです。複数のポイントで計測しコンピュータで処理することで視点を変えて景観を表示でき、これまでてきなかった分析も可能になります。

このような機器で、我々が行っている、手作業による土器の実測図の作成は無くなるのでしょうか。単に記録であれば、前述のレーダースキャナーのような機器の方がはるかに優れています。

しかし、土器を手に取り計測しすることで、色合い、表面の微細な様子の分析、土器の編年などの深い考察が可能となります。

朝から、地道な作業を続けてきました。きちんと記録すること、そしてそのための観察を通して、土器の製作年代(編年表を参照して)を推定することができました。

12/07/30 15:28
No.525
(12KB)点をとって、セクションペーパーに実測図を描いていきます。原寸で、右半分には断面図を描きます。スケッチでないので、正確に計測して形状を写しとります。

鉛筆は、カッターナイフで尖らせて使用します。点は、その位置をわかるように、ケバを付けます。真弧という
形状を写しとる機器も使います。

12/07/30 11:41
No.524
(20KB)須恵器の実測作業がはじまります。

すべて、実際の土器で、手に取る時には必ず両手で扱います。ロクロを使用しているので、きれいな円形で、肉薄で、軽く感じました。文様のあるものや、手で平滑にした跡やへらなどで、削った跡がわかります。注意してみると、土の中に砂の位置で、ロクロの回転方向もわかります。



12/07/30 10:44
No.523
(37KB)須恵器の窯跡を見学しています。かなりの急斜面を利用した窯です。急斜面をりようすることにより煙突のような効果で高温で焼くことが可能となります。

須恵器は、それまでの、弥生土器の系統を引き継ぐ土師器とはことなり、5世紀頃、朝鮮半島から渡来した技術(窯、ロクロ)によって製作され、灰青色の硬質の素焼きの土器です。

12/07/30 10:01
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